14日、全日本柔道連盟は東京五輪代表選考会の一つであるグランドスラム・デュッセルドルフ大会(2月21日~23日)にエントリーしていた、丸山城志郎(ミキハウス)が同大会を欠場すると発表した。
同選手は今月6日に左膝内側側副靱帯損傷と診断され、全治3週間と見られていた。
この大会で丸山が優勝した場合、月内にも五輪代表に決まる可能性が高いと見られていたが、男子66キロ級は4月の全日本選抜体重別選手権まで選考がもつれ込む見通し。
丸山と代表の座を争っている2017年、2018年の世界選手権覇者である阿部一二三はデュッセルドルフ大会に出場の見通しとなっており、この大会の成績次第では代表1枠をめぐる争いがさらに激化しそうだ。
また、グランドスラムのデュッセルドルフ大会は男子100キロ級のウルフ・アロン(了徳寺大職)、100キロ超級の原沢久喜(百五銀行)、女子57キロ級の芳田司(コマツ)も欠場することが明らかになっている。