柔道世界選手権・2日目:男子66kgは丸山城志郎が初優勝、女子52kgは阿部詩が2連覇達成

1 執筆者 小川秀彦
兄の阿部一二三は男子66kgで3位に終わるも、妹・詩は見事女子52kgで優勝を果たした

8月26日、東京の日本武道館で柔道世界選手権・第2日目が行われ、男子66キロ級では丸山城志郎が初優勝、阿部一二三は3位となった。女子52キロ級は阿倍の妹・詩が制覇した。

先行して行われた男子66キロ級は、準決勝で丸山城志郎と阿部一二三の日本人対決となり、延長を経て丸山が技ありで勝利した。阿部一二三の3連覇を阻止した丸山が大会初出場で初優勝を遂げた。

阿部はイタリアの新星マヌエル・ロンバルドとの3位決定戦に勝ち、銅メダルを手に入れた。

2日目後半の女子52キロ級では、阿部の妹・詩が、リオデジャネイロ五輪の金メダリスト、マイリンダ・ケルメンディ(コソボ)を一本で破ると、決勝でリオ大会銅メダルのナタリア・クジュティナにも一本勝ち。見事2連覇を達成した。

明日の3日目は男子73キロ級に大野将平、女子57キロ級に芳田司が出場する。

日本人参加選手一覧

男子

  • 60キロ級:高藤直寿(パーク24)、永山竜樹(了徳寺学園職)
  • 66キロ級:丸山城志郎(ミキハウス)、阿部一二三(日体大)
  • 73キロ:大野将平(旭化成)
  • 81キロ:級藤原崇太郎(日体大)
  • 90キロ級:向翔一郎(ALSOK)
  • 100キロ級:ウルフ・アロン(了徳寺学園職)

女子

  • 48キロ級:渡名喜風南(パーク24)
  • 52キロ級:阿部詩(日体大)
  • 57キロ級:芳田司(コマツ)
  • 63キロ級:田代未来(コマツ)
  • 70キロ級:新井千鶴(三井住友海上)
  • 78キロ級浜田尚里(自衛隊)
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