柔道世界選手権が開幕:女子48キロ級の渡名喜が準優勝。男子60キロ級の永山は銅メダル

1 執筆者 鈴木花
女子48キロ級の渡名喜風南は、2年連続の準優勝となった

8月25日、東京の日本武道館で柔道世界選手権が開幕した。この日は、男子60キロ級と女子48キロ級が行われた。

男子60キロ級では、世界ランク4位の永山竜樹(了徳寺学園職)が銅メダルを獲得した。2回戦から参加した永山は、準決勝でジョージアの選手に判定負け。3位決定戦では、敗者復活戦を勝ち上がった世界ランク2位の高藤直寿(パーク24)と対戦。一本勝ちで表彰台を確定させた。

高藤は、同大会2連覇中で、今年の国際大会でも7月のモントリオールグランプリ、2月のパリ・グランドスラムと立て続けに優勝し、好調を維持していた。

女子48キロ級では、渡名喜風南(パーク24)が銀メダルを獲得した。世界ランク1位の渡名喜は、初戦となる2回戦から全試合一本勝ちで決勝に進む。決勝では、同ランク2位のダリア・ビロディドと対戦。前年のバクー大会と同じ顔合わせでの決勝となったが、リベンジはならなかった。

翌8月26日は、男子66キロ級、女子52キロ級が行われる。

日本人参加選手一覧

**男子 **

60キロ級:高藤直寿(パーク24)、永山竜樹(了徳寺学園職)、

66キロ級:丸山城志郎(ミキハウス)、阿部一二三(日体大)

73キロ:大野将平(旭化成)

81キロ:級藤原崇太郎(日体大)、

90キロ級:向翔一郎(ALSOK)、

100キロ級:ウルフ・アロン(了徳寺学園職)

**女子 **

48キロ級:渡名喜風南(パーク24)、

52キロ級:阿部詩(日体大)

57キロ級:芳田司(コマツ)、

63キロ級:田代未来(コマツ)、

70キロ級:新井千鶴(三井住友海上)

78キロ級浜田尚里(自衛隊)

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