【東京五輪】福島あづま球場と札幌ドームの全セッションが無観客開催
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(東京2020組織委員会)は7月10日、福島県内の競技全セッションを無観客とすることを発表した。同県内では、野球とソフトボールの一部の試合が福島あづま球場で開催される。
東京2020組織委員会は福島県より、直近の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況悪化と関係自治体における対応の変化を総合的に勘案して、県内の競技全セッションを無観客で開催することにしたとの連絡を受けたとしている。
また東京2020組織委員会は9日、北海道より道内の競技全セッションを無観客とすることにしたとの連絡を受けたことを発表している。これにより、札幌ドームで開催予定のセッションは無観客が決定。同会場では、男女サッカー1次ラウンドの一部試合が行われる。北海道内では陸上競技(マラソン、競歩)も開催されるが、東京2020組織委員会は路上競技の沿道観戦自粛を呼びかけている。
今回無観客の対象となったセッションの観戦チケットは、10日未明に公表された再抽選の結果を確認できるが、「入場不可」と表示され、有効・無効の表示にかかわらずダウンロードすることはできない。
なお東京2020組織委員会は10日時点で、宮城県、茨城県(学校連携観戦のみ)、静岡県については、有観客に変わりはないとしている。
東京2020オリンピック 観戦チケットの取り扱いについて 福島あづま球場の全セッションが無観客となります(東京2020組織委員会公式HP)
東京2020オリンピック 観戦チケットの取り扱いについて 札幌ドームの全セッションが無観客となります(東京2020組織委員会公式HP)