女子ゴルフ国内ツアー第15戦・宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメントが新型コロナの影響で中止

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
2019年サントリーレディスオープンを制した鈴木愛(右)と大会アンバサダーの宮里藍氏

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は5月8日、国内ツアー第15戦「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」(6/11~6/14・六甲国際ゴルフ倶楽部)の中止を発表した。JLPGAは中止の理由について、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止と説明している。

今回中止となったJLPGAツアー第15戦「宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」は、6月11日から14日に兵庫県神戸市の"六甲国際ゴルフ倶楽部"で開催予定だった。国内女子ツアーの中止は、1988年のツアー制開始以来、最多の15戦連続となった。6月19日開幕予定のJLPGAツアー第16戦「ニチレイレディス」(千葉県・ 袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース)の開催についても不透明の状況だ。

大会アンバサダーを務める宮里藍氏は中止を受け大会公式サイト上で、「大会中止を受け、非常に複雑な気持ちになりましたが、世界的に厳しい現状の中で私が発信出来ることは何か、と日々考えています」とコメント。関係者の無事を祈ると同時に、「アンバサダーとして多くのことを学び、新しいアイディアを一つでも多く出したいと思っています。この状況を皆様と共に乗り越え、スポーツの素晴らしさを改めて共有出来るときには、選手やファンの皆様に心から楽しんで頂けるよう、アンバサダーとしてしっかりと準備して行きたいと思います」とした。

また、2020年2月からサントリー所属となった渋野日向子は自身のInstagramを更新。「開催を心待ちにして頂いていたファンの皆様、会場でお会いする事が出来ずとても残念に思います。今は私に出来る事をしっかりとして、開催に向けて調整を続けていきます。1日でも早く皆様に会えることを楽しみにしております」と、ファンへ向けコメントした。

大会公式サイト

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