大坂なおみの国籍は? 父親と母親、日本とアメリカの二重国籍問題の末に選択したのは…

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部

■大坂なおみの国籍

2019年10月、アメリカの主要メディアは一斉に「女子テニスの大坂なおみが22歳の誕生日を前に日本国籍を選択した」と報じた。大坂はハイチ系アメリカ人の父親と日本人の母親の間に生まれ、日本とアメリカの国籍を持っていた。

大阪府大阪市で生まれ、3歳の時にアメリカに移り住んだ。日本の法律では22歳の誕生日までに国籍を選択する必要があったため、2019年に日本国籍を選択したという。

■父親はレオナルド・フランソワさん。母親は環さん

父親はハイチ系アメリカ人のレオナルド・フランソワさん。大坂環(たまき)さんとは北海道で出会った。

その後、大阪に移り住み、1996年4月に姉・まりが生まれ、1997年10月に妹・なおみが誕生する。家族でアメリカ・ニューヨークに移住し、なおみが9歳の時にフロリダに移り住んだ。

■コーチと契約を解消した後、父親が代役に

姉・まりもプロテニスプレーヤー。2017年の東レ・パンパシフィック・オープンのダブルスでは、妹・なおみとペアを組んだ。

2019年9月、大坂はジャーメーン・ジェンキンス氏とのコーチ契約を解消すると発表。その後、父親が代役を務めると、東レ パン・パシフィック・オープンとチャイナ・オープンで優勝を飾った。

■母の日と父の日にインスタグラムを更新

大坂は2020年の母の日に、自身のインスタグラムで、「母の日おめでとう。ママがいなければ、文字どおり私はここにはいられなかった。パパもね」と感謝の気持ちを伝えた。

父の日には、父親がダンスをする動画を公開し、「父の日おめでとう。お父さん、私はあなたの子どもに生まれたこと、たくさんのことを学ばせてもらっていることに感謝しています。できれば私もそのダンスを習いたいです」とメッセージ

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