大坂なおみが3回戦突破、準々決勝で全米OP決勝以来のS.ウィリアムス戦 | ロジャーズカップ大会6日目

1 執筆者 佐藤隆弘
準々決勝進出を決めた大坂なおみ

カナダ・トロントで行われている女子テニスのロジャーズカップは、現地時間9日に女子シングルス3回戦各試合が行われ、世界ランク2位の大坂なおみは、同65位のイガ・スウィアテク(ポーランド)を7-6(4)、6-4のストレートで下し、3回戦突破を決めた。準々決勝ではセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。

ロジャーズカップでは自身初となるベスト8進出を目指し3回戦に挑んだ大坂は、相手の鋭いフォアハンドに苦しみ、第6ゲームで先にブレークを許すが、直後の第7ゲームにすぐさまブレークバック。その後、2度のセットポイントを相手に許すが、何とかしのぎ切ってタイブレークを制し、苦しみながらも第1セットをモノにする。

第2セットでは大坂が先にブレークするも、今度は直後にブレークバックを許し、イーブンに。しかし、第10ゲームではラブゲームでブレークに成功し、6-4で第2セットを奪い、準々決勝進出を決めた。

準々決勝進出では、世界ランク10位のセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する。昨年の全米オープン決勝以来の対戦となるだけに、注目の一戦になることは間違いない。両者は過去2度対戦しており、いずれも大坂が勝利を収めている。

試合後のコートインタビューでセリーナ・ウィリアムズとの対戦に何を期待するか?と問われると、会場からは期待の拍手が沸き起こり、「彼女は憧れてきた選手。多くの人がその試合を見ることになると思う。上手くプレーできるようにしたい」と答えた。

大坂なおみ vs セリーナ・ウィリアムズの一戦は、日本時間10日の8時以降試合開始予定となっている。

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