12月22日、宮城県カメイアリーナ仙台で「LIONカップ第24回卓球ジャパントップ12 SENDAI」が2日目を迎えた。男子は張本智和(木下グループ)、女子は伊藤美誠(スターツ)と、現時点で世界ランク上位、国内トップの2選手が優勝した。
この日は男女ともに、前日の国内ランキングで3位から12位までの10選手によるトーナメントの決勝に進出した2選手が、国内ランキング1位、2位と4人でトーナメントを戦った。
男子では前日のトーナメントで優勝し、来年の韓国・世界卓球2020の代表に入った森薗政崇(BOBSON)。この日は、国内2位でTokyo2020(東京五輪)出場を確定させている丹羽孝希(スヴェンソン)と対戦。2-4(5-11、4-11、11-9、11-8、3-11、7-11)で敗れた。
決勝では、すでに東京五輪出場を確定させた張本と丹羽の2選手の対戦となった。世界ランク5位でメダルの期待がかかる張本が、4-0(11-4、11-9、11-8、11-5)の快勝で、2連覇を飾った。張本は、「地元で勝てて嬉しい」と自身のインスタグラムで報告した。
女子では、前日に韓国・世界卓球2020の出場枠を獲得した平野美宇(日本生命)が、東京五輪出場を確定させたばかりの石川佳純(全農)と対戦した。平野は、石川に僅差で東京五輪の出場枠争いに敗れたばかり。4-2(12-10、11-13、11-7、11-7、3-11、11-9)で勝利し、意地を見せた。
決勝では、今年大きく成長し、世界ランク4位にまで上り詰めた伊藤美誠と対戦。世界ランク11位の平野は、リオ五輪に続く東京五輪で2大会連続メダルを狙う伊藤に、1-4(11-9、11-13、7-11、15-17、5-11)で敗れた。