現地時間3月7日、体操・東京五輪予選選考会を兼ねる個人総合ワールドカップ(W杯)シリーズの初戦「アメリカン・カップ」は、米ミルウォーキーで行われた。女子は畠田瞳が3位、男子は18歳の新星として注目される橋本大輝が5位に入った。
東京オリンピックの体操代表選考は、2018年および2019年世界選手権、2020年度個人総合W杯シリーズ、2018から2020年種目別W杯シリーズが対象となり、同大会は個人総合W杯の初戦となる。
世界選手権で日本の東京五輪団体出場権獲得に貢献した畠田瞳(セントラルスポーツ)は、個人初戦で4種目合計53.799点で3位に入賞。得意の段違い平行棒では総合1位(55.832点)のモーガン・ハード(アメリカ)の14.100点に次ぐ13.866点だった。総合2位はケイラ・ディ・チェロで55.132点。
男子は18歳の橋本大輝(千葉・市船橋高)が6種目計82・757点で5位に入賞。優勝は、85.332点のサミュエル・ミクラク(アメリカ)、リオデジャネイロ五輪銀のオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)は83.064で2位、ジェイムス・ホール(イギリス)が82.999点で3位だった。