レスリング・アジア選手権は現地時間4月24日、中国の西安で2日目を迎え、男子フリースタイル61・74・86・92・125キロ級が実施された。61キロ級の藤田雄大(自衛隊)と92キロ級の松本篤史(警視庁)が銅メダルを獲得した。
藤田は2回戦でキルギスの強豪選手を下したものの、地元中国のリフ・ミンフ(中国)に敗れ、3位決定戦へ。タジキスタンの選手を破り、銅メダルを確保した。自衛隊入隊後初のメダルとなった。
92キロ級の松本も2回戦で昨年の世界選手権3位のアリレザ・カリミマチアニ(イラン)に10-0で完敗。3位決定戦に回り、銅メダルを取得した。
一方、74キロ級の藤波勇飛(ジャパンビバレッジ)は、1回戦に勝ちながらも右膝痛が収まらず、ドクターストップで2回戦を棄権した。86キロ級の村山貴裕(自衛隊)は2回戦、敗者復活戦で敗れ、7位に終わった。
最重量級125kg級の荒木田進謙(athletic camp LION)は、初戦の2回戦敗退。カザフスタン代表のオレッグ・ボルチン(ブシロード、山梨学院大卒)も2回戦で敗れた。東京五輪への道が険しくなった。
4月25日の第3日目は、女子フリースタイル5階級が実施される。リオデジャネイロ五輪で五輪4連覇を成し遂げて以来の国際大会となる女子57キロ級の伊調馨(ALSOK)は第4日目の4月26日に登場する。
<3日目(4/25)の試合予定と日本勢出場者>
女子フリースタイル
50キロ級|入江ゆき
55キロ級|五十嵐彩季
59キロ級|稲垣柚香
68キロ級|土性沙羅
76キロ級|皆川博恵