ジャパンラグビートップリーグ・トヨタ自動車ヴェルブリッツは10月12日、日本代表の姫野和樹がスーパーラグビーのオタゴ・ハイランダーズに加入すると発表した。期間は2021年スーパーラグビーシーズン(1月~6月)となる。
姫野は2017年にトヨタ自動車ヴェルブリッツに加入。同年日本代表に初選出された。ラグビーワールドカップ2019でも代表メンバーに選ばれた。
オタゴ・ハイランダーズはニュージーランドのチームで、南島のダニーデンを本拠地としている。過去には日本代表・田中史朗が所属していた。
姫野はトヨタ自動車ヴェルブリッツを通じ、以下のコメントを発表した。
この度ニュージーランドのオタゴ・ハイランダーズでスーパーラグビーにチャレンジすることになりました。今回のチャレンジにあたり快く送り出してくれる豊田社長をはじめ関係者の方々、いつも応援して頂いているファン皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、グランドで結果を残すことで恩返しできるようにがんばってきます。
自分の居心地のいい日本という環境を離れ、また1からハングリーにプレーすることが、今の私にとって必要だと思いました。また、今後の日本のラグビー界にとっても日本人が海外で活躍するという事は多くのことをもたらすと考えており、私の活躍を通して勇気や感動を感じて貰えればうれしく思います。日本のラグビーファンの皆様の前でプレーできないのが悲しいですが、帰ってきたときには大きく成長した姿をお見せできればと思います。今後も私とヴェルブリッツの応援をよろしくお願い致します。