日本ホッケー協会(JHA)は10月22日、女子日本代表「さくらジャパン」のアンソニー・ファリーヘッドコーチ(HC)が、10月末の契約期間満了に伴い退任することを発表した。
JHAはファリーHCと、1年延期となったTokyo2020(東京五輪)終了までの契約継続を交渉していた。しかし、コロナ禍での日本在住は困難と本人の強い要望により、退任が決まった。なお、次期HCについては現時点で決定しておらず、チームにとって最良の人物の選定を進めているとしている。
ファリー氏は2017年に日本代表のHCに就任。2018年7月の「第14回ワールドカップ」で13位の成績を残すと、8月の「第18回アジア競技大会」ではチームを優勝に導いた。
アメリカのフィールドホッケー統括組織であるUSAフィールドホッケーは10月20日、ファリー氏が女子アメリカ代表のヘッドコーチに就任することを発表していた。