中日ドラゴンズは8月14日の読売ジャイアンツ戦で、ヤリエル・ロドリゲス投手とアリエル・マルティネス捕手が先発。外国籍選手同士の先発バッテリーは日本球界で30年ぶりとなる。福岡ソフトバンクホークスを退団したコリン・レイは、ミルウォーキー・ブリュワーズとマイナー契約を結んだ。(画像は時事)
9番・投手で先発登板したロドリゲスは、6回途中5失点(自責4)で2敗目(0勝)。6番・捕手で出場したマルティネスは4打数1安打、2三振だった。なお外国籍選手同士の先発バッテリーは1991年、ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)の荘勝雄投手(台湾、のちに日本国籍取得)、マイク・ディアズ捕手(アメリカ合衆国)以来。ロドリゲス、マルティネスはともにキューバ出身となっている。
1月にソフトバンクと契約したレイは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響もあり、4月23日に来日すると、入国者待機期間を経て6試合に登板して3勝1敗、防御率2.03と好成績をマークした。レイは前半戦終了後に帰国。その後、家族との時間を重視したいという本人の意向もあり、退団が決まった。レイはソフトバンク公式サイトを通じ、次のようにコメントしている。
これまで福岡ソフトバンクホークスでプレーした日々は私にとって、とても楽しいものでしたが、先日誕生した我々の赤ちゃんが早産児で誕生したため、しばらくは家族のそばから離れることができない状況になりました。もし今後またホークスでプレーする機会があれば、喜んでまたみんなと一緒にプレーしたいと思います。これまでお世話になったホークス球団の皆さんの協力に心から感謝します。