ISU(国際スケート連盟)グランプリシリーズ第6戦「2019NHK杯国際フィギュアスケート競技大会」が11月22日に開幕した。女子シングルのショートプログラム(SP)が行われ、アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)が85.04点で首位に立った。紀平梨花(関大KFSC)は2位。
北海道札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催されているNHK杯。女子シングルは初日の22日、SPが行われた。女子シングルSPで首位に立ったのは、16歳のコストルナヤ。冒頭の3回転アクセルほか、3回転ルッツ、後半の3回転フリップ+3回転トーループを成功させ、紀平が昨季記録した世界最高得点を更新する85.04点(技術点49.38、演技構成点35.66)となった。
2位の紀平は、79.89点(技術点44.44、演技構成点35.45)。冒頭の3回転アクセル、3回転フリップ+3回転トーループ、後半の3回転ループを成功させた。
平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ(ロシア)は冒頭の3回転ルッツ+3回転ループでミスがあり、66.84点(技術点31.15、演技構成点35.69)で4位。日本から参加の、山下真瑚(中京大中京高校)は65.70点(技術点35.99、演技構成点29.71)で5位、横井ゆは菜(中京大学)は62.67点(技術点33.22、演技構成点29.45)で8位となっている。
女子シングルSPの順位は以下の通り。
- アリョーナ・コストルナヤ(ロシア)85.04
- 紀平梨花(関大KFSC)79.89
- カレン・チェン(アメリカ合衆国)67.21
- アリーナ・ザギトワ(ロシア)66.84
- 山下真瑚(中京大中京高校)65.70
- イム・ウンス(韓国)65.28
- ソフィア・サモドゥロワ(ロシア)63.85
- 横井ゆは菜(中京大学)62.67
- スター・アンドリュース(アメリカ合衆国)58.92
- カイラニ・クレイン(オーストラリア)55.82
- マエ・ベレニス・メイテ(フランス)49.77
- メーガン・ウェセンバーグ(アメリカ合衆国)44.78