現地時間の11月20日、ドイツ・男子バレーボールのカップ戦「DVVポカール(ドイツバレーボール連盟杯)」の準々決勝が行われた。日本代表主将の柳田将洋が所属するユナイテッド・バレーズ・フランクフルトは、敵地でSWD・パワーバレーズ・デューレンに1-3で敗れた。柳田は、第1、第3、第4セットで途中出場したものの、流れを変えるには至らなかった。
リーグ戦2連敗中のフランクフルトは、カップ戦で勝利し、悪い流れを断ち切りたいところだったが、公式戦3連敗となった。ここまで先発の座を掴み、出場時間を伸ばしてきた柳田はベンチスタート。10月30日のリーグ戦で勝利を収めた試合と同じ布陣で臨んだものの、結果がついてこなかった。
第1セットでは、23-19の時点で柳田が出場したものの、23-20とされると、すぐにメンバーを戻した。チームは、25-22でこのセットを取りきった。第2セットを20-25で落としたフランクフルトは、第3セットを22-24と追い込まれたところで柳田を投入。しかし、効果は表れず、そのまま22-25で落とした。後のないフランクフルトは、第4セットも13-17とリードされ、柳田を投入。柳田はそのまま最後までプレーしたものの、22-25でこのセットも落とし、1-3(25-22、20-25、22-25、22-25)で敗れた。
これで11月の公式戦4戦で1勝3敗、公式戦3連敗と苦しい状況となった。次の試合は、11月28日(木)、ホームで行われるHYPO TIROLアルペンバレーズ・ハヒンクとの一戦。リーグ戦7戦で4勝3敗と、勝ち星で並ぶ相手との直接対決となるだけに是が非でも勝利が必要となる。