■西田有志のポジション
バレーボール男子日本代表の**西田有志**はV.LEAGUEのジェイテクトSTINGSに所属。2019-20シーズンのV.LEAGUE最高殊勲選手賞を受けた。ここでは西田のポジションとプレースタイルを紹介する。(画像は時事)
西田が日本代表やジェイテクトSTINGSで務めているオポジットとは、トスを上げるセッターの対角に入るポジションのこと。攻撃に特化した選手が務めることが多く、西田にとってオポジットは最適なポジションといえる。
■西田有志のプレースタイル
西田の最大の武器は得点力の高さ。2020-21シーズンのV.LEAGUEで挙げた総得点528ポイントはリーグ2位、日本人ではトップだ(データはすべて2021年2月16日現在)。得点の内訳はアタック442ポイント、ブロック44ポイント、サーブ42ポイント。いずれもリーグ屈指の数字を誇る。
1セットあたりのアタック決定本数5.74(4位、日本人トップ)、サーブ効果率13.2%(2位)、サーブ得点40ポイント(1位)といずれもトップクラスにある。また、1セットあたりのブロック決定本数は0.57でリーグ3位。アタックだけでなくサーブやブロックでも西田は持ち味を発揮している。
■2020-21シーズンV.LEAGUEにおける西田有志のデータとランキング(2021年2月16日現在)
・アタック決定率(バックアタック含む) 52.9%(6位)
・バックアタック決定率 53.4%(7位)
・総得点 528ポイント(2位)
・アタック決定本数 442(3位)
・アタック決定本数(1セットあたり) 5.74(4位)
・ブロック決定本数(1セットあたり) 0.57(3位)
・サーブ効果率 13.2%(2位)
・サーブ得点 42(1位)
2021年7月に開幕する東京五輪では、“オポジット”西田のアタックだけでなく、サーブやブロックにも注目だ。