Vリーグ男子ディビジョン1のV・ファイナルステージのファイナルが2月29日、高崎アリーナ(群馬県高崎市)で開催された。新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止の観点から無観客で行われた試合は、3-2でジェイテクトSTINGSがパナソニックパンサーズを下した。
第1セットは、V・レギュラーラウンド1位のパナソニックが25-17で先取。しかし第2セット、第3セットは同2位のジェイテクトが獲得。ジェイテクトは第4セット、二度のチャンピオンシップポイントを迎えるも、パナソニックが28-26で接戦を制し、勝負はファイナルセットへもつれ込む。
第5セット、ジェイテクトが14-10でチャンピオンシップポイントを迎える。最後は伏見大和のサービスエースがチャレンジで認められ、ジェイテクトが初優勝を達成。パナソニックの3連覇はならなかった。
■Vリーグの新型コロナウイルス対応について
Vリーグは28日、「新型コロナウイルス等感染症に対する対応について」と題した記事を公式サイトに掲載。29日に行われるファイナルの無観客開催を発表した。あわせて3月8日までの男子ディビジョン2全試合を中止。全試合の約91パーセントを終えていることから本大会は成立するとして、現時点の順位をもって最終順位にするとした。
2019-20 V・ファイナルステージとは?これまでの結果は?Vリーグ男子セミファイナル:ジェイテクトが勝利…ファイナルでパナソニックと対戦
V・ファイナルステージが終了すると、龍神NIPPON(男子バレーボール代表)がTokyo 2020(東京五輪)に向けて始動する。清水邦広や西田有志はもちろん、Vリーグからも多くのメンバーが登録メンバーに選ばれている。詳しくは:龍神NIPPON、2020年度登録メンバー発表:Vリーグファイナル後に始動