バドミントン・タイOP4日目:日本勢が好調!全種目でベスト4入り

1 執筆者 鈴木花
高橋沙也加ら日本勢が、全種目で準決勝進出を果たした(写真はジャパンオープン)

現地時間の8月2日、タイのバンコクで行われているバドミントンのタイオープンは3日目を迎え、男女シングルス、男女および混合ダブルスの準々決勝が行われた。日本勢は、全種目でベスト4入りを決めた。準決勝に進んだのは、男子シングルスの常山幹太(トナミ運輸)、女子シングルスの髙橋沙也加(日本ユニシス)、男子ダブルスの遠藤大由・渡辺勇大(ともに日本ユニシス)ペア、女子ダブルスの米元小春・田中志穂(ともに北都銀行)ペア、そして混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗(ともに日本ユニシス)ペア。

男子シングルスでは、前回覇者の常山幹太がインドのサイ・プラニースに2-0のストレート勝ちを収めた。翌日の準決勝では、香港の伍家朗と対戦する。西本拳太(トナミ運輸)は、台湾の世界ランク3位チョウ・ティエンチェにストレート負けを喫した。

女子シングルスは、髙橋沙也加がインドネシアのフィトリアニ・フィトリアニを2-1で下した。第1セットを22-20の僅差で勝ち切ると、第2セットこそ落としたものの、最終第3セットで21-14と突き放した。

男子ダブルスでは遠藤大由・渡辺勇大ペアが、同種目世界ランク1位のマルクス・フェルナルディ・ギデオン擁するインドネシアのペアに2-1で会心の勝利を収めた。翌日の準決勝では世界ランク2位の李俊慧らの中国ペアと対戦する。

女子ダブルスは、日本勢同士の戦いとなった。米元小春・田中志穂ペアは、現在世界ランク3位の高橋礼華・松友美佐紀「タカマツ」ペア(ともに日本ユニシス)と対戦。同ランク8位の米本・田中ペアは、第1セットを8-21の大差で落としたものの、第2セットを21-12、第3セットを21-11で連取し、逆転勝利で準決勝に駒を進めた。ジャパンツアーで準優勝、世界ランク1位と好調だった永原和可那・松本麻佑「ナガマツ」ペアは、同ランキング7位の杜玥らの中国ペアに1-2で敗れた。

混合ダブルスは、渡辺勇大・東野有紗ペアは、インドのペアに2-0で勝利した。金子祐樹・松友美佐紀ペア(ともに日本ユニシス)が世界ランク9位香港のタン・チュンマン擁するペアに1-2で敗れた。翌日の準決勝では、渡辺・東野ペアがこの香港ペアと対戦する。

8月2日出場選手一覧:

男子シングルス:常山幹太(トナミ運輸)

女子シングルス:髙橋沙也加(日本ユニシス)

男子ダブルス:遠藤大由・渡辺勇大(ともに日本ユニシス)ペア

女子ダブルス:米元小春・田中志穂(ともに北都銀行)ペア

混合ダブルス:渡辺勇大・東野有紗(ともに日本ユニシス)ペア

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