9月19日、バドミントンの「BWFワールドツアー・中国オープン」の3日目が中国・常州で行われた。各種2回戦では、男子シングルス・桃田賢斗、男子ダブルス・園田啓悟/嘉村健士、女子ダブルス・福島由紀/廣田彩花ら快勝。日本勢の多くが準々決勝進出を決めた。
男子シングルスでは、世界1位の桃田賢斗がインドネシアのトミー・スギアルト(同18位)21 - 10、21 - 11のストレートで圧勝した。常山幹太(同17位)もリュウ・ダレン(マレーシア、同36位)にストレート勝ち。両者は20日の準々決勝で日本人対決に臨むことになった。
女子シングルスは女子世界ランキング16位の髙橋沙也加が格下のロシア選手に貫禄勝ち。大堀彩(同26位)は同4位の実力者タイ・ツーインに19 - 21、14 - 21で敗れた。
男子のダブルスでは、遠藤大由・渡辺勇大ペアがアーロン・チア/ソー・ウーウィックのマレーシアペアにストレート勝ち(21 - 14、21 - 17)。井上拓斗/金子祐樹ペアもドイツペアに快勝し、ともに2回戦に駒を進めた。
2日目最後の試合では、男子シングルスで西本拳太(男子同12位)が、桃田賢斗(男子同1位)のライバルであるアンソニー・シニスカ・ギンティング(同9位、インドネシア)と対戦。1本目を14 - 21で落としたものの、2本目で21 - 19でイーブンに。だが、第3ゲームでギンティングが本領を発揮し、後半の西元の粘りを押し切ってゲームセット(13 - 21)。西本は1 - 2で敗れた。
20日に出場する日本人選手は下記の通り。
男子シングルス準々決勝
- 桃田賢斗 vs. 常山幹太(日本人対決)
女子シングルス準々決勝
- 髙橋沙也加
男子ダブルス準々決勝
- 園田啓悟/嘉村健士ペア
- 遠藤大由/渡辺勇大ペア
女子ダブルス準々決勝
- 高橋礼華/松友美佐紀ペア
- 福島由紀/廣田彩花ペア
混合ダブルス準々決勝
- 渡辺勇大/東野有紗ペア
- 金子祐樹/松友美佐紀ペア