現在、女子テニスの世界ランキング1位に付けているアシュリー・バーティ(オーストラリア)が、来夏の東京五輪に向けて意気込みを語った。
メルボルンでバーティは、記者の取材に応じ「2020年は特別な年になる」と語った。その言葉を、複数のオーストラリア有力メディアが伝えている。
「私にとって初めてとなるオリンピックも控えている。もし出場することができたら本当に嬉しい。そして一年を通して、楽しみにしているイベントもたくさんあるの」
また、バーティは世界ランキング1位で母国の全豪オープンに挑むことが確実視されている。地元で2つ目のグランドスラムタイトル奪取が期待されていることについては「まずは名前の横にある数字は関係ないと思っている。誰もが頂点に立つために頑張っているんだから。まずはここから5~6週間後を想定して準備を整え、万全の状態でメルボルン・パークのコートに立ちたい」と発言。全豪OPへの気概を示している。
2019年の全仏を制し、グランドスラムウィナーとなった現在23歳のバーティ。日本の大坂なおみにとって、1歳年上のバーティは今後も強力なライバルとして立ちはだかることになりそうだ。