【テニス】大坂なおみが全仏オープンの棄権を発表「しばらくの間コートから離れる」

1 執筆者 小杉正貴
Naomi Osaka
(Getty Images)

フランスで開催中の全仏オープン(パリ/スタッド・ローラン・ギャロス)に出場している大坂なおみ(日清食品)が現地時間5月31日、自身のSNSを通じて同大会の棄権を発表した。

大坂は2018年の全米オープン以降、長期に渡ってうつ病を患っていたことを告白。今回の棄権の理由として、「棄権することがこのトーナメント、選手たち、私の健康にとって最もいいことだと考えた。私が棄権することで、すべての人が再びテニスに集中することができる」と綴った。

大坂は27日、自身のメンタルヘルスを考慮し、大会期間中の記者会見に出席しないことを自身のSNSで表明していた。このことについては「理想的なタイミングではなかったし、より明確なメッセージを発信することができたかもしれない」としつつ、「パリでも弱気になったり不安を感じたりしていて、記者会見をせず、セルフケアをしたほうがいいと考えた」と説明した。

また、今後については「しばらくの間コートから離れる」と休養を取ることを表明。続けて「その時が来たら、選手、報道関係者、ファンにとってより良い方法をツアー主催者と協議していきたい」とし、「また会いましょう」と結んだ。

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