【テニス】全豪OP前哨戦6、7日目:大坂なおみがギップスランドTの準決勝進出も棄権、青山修子&柴原瑛菜組はヤラ・バレーC決勝進出

1 執筆者 小杉正貴

テニスのグランドスラム・全豪オープン前哨戦、女子の「ギップスランド・トロフィー」(オーストラリア・メルボルン)は2月5日に6日目を迎えた。昨年の全米オープン以来のトーナメントを戦う世界ランキング3位の大坂なおみ(日清食品)は、シングルス準々決勝で同79位イリーナ・カメリア・ベグ(ルーマニア)を2-0で下した。

なお、大坂は負傷のため6日に行われる準決勝を棄権。WTAに「8日に開幕する全豪オープンに向けて慎重になる必要がある」とコメントを寄せた。

女子もう1つの前哨戦「ヤラ・バレー・クラシック」ダブルスに出場している青山修子(近藤乳業)&柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)組は5日に行われた準々決勝でコリ・ガウフ&キャティ・マクナリー(ともにアメリカ)組を破ると、6日に行われた準決勝でニコール・メリチャー(アメリカ)&デミ・スゥース(オランダ)組を下して決勝進出を決めた。

両大会は出場予定選手などが滞在しているホテルにおいて、従業員の1人から新型コロナウイルス陽性反応が出たことが判明し、2月4日の試合が延期となっていた。

ギップスランド・トロフィー:シングルス準決勝

大坂なおみ(3位)2-0(6-2、6-2)イリーナ・カメリア・ベグ(79位)

※()内の順位はWTAシングルスランキング

ヤラ・バレー・クラシック:ダブルス準々決勝(2月5日)

青山修子(18位)&柴原瑛菜(20位)2-1(6-3、3-6(7-10))コリ・ガウフ(45位)&キャティ・マクナリー(42位)

ヤラ・バレー・クラシック:準決勝(2月6日)

青山修子(18位)&柴原瑛菜(20位)2-1(6-7、7-5(13-11))ニコール・メリチャー(11位)&デミ・スゥース(12位)

※()内の順位はWTAダブルスランキング

全豪OP(2月8日開幕)の前哨戦は、男女とも2つの大会に分けて1月31日から2月7日に、全豪OPと同じ会場・メルボルンパーク(オーストラリア・メルボルン/ハード)で開催。女子は「ギップスランド・トロフィー」と「ヤラ・バレー・クラシック」を行い、両大会ともWTA500として実施される。シングルスの出場選手は、WTAランキング上位32位までの選手を2大会に分け、残りの選手は抽選で割り振られた。

ギップスランド・トロフィー:トーナメント表(WTA公式サイト)

ヤラ・バレー・クラシック:トーナメント表(WTA公式サイト)

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