現地時間の5月3日、中国の呉江でスポーツクライミングW杯が開幕した。今大会は、ボルダリングでは今季4戦目、スピードでは第3戦目となる。
初日の5月3日には、スピードの予選から決勝までが行われた。予選を突破できる上位16位以内に、日本勢は男女ともに一人も入らなかった。
日本人男子の最高順位は藤井快(TEAM au)の27位(6秒644)。36位には7秒094の楢崎明智(TEAM au)、42位には7秒232で原田海(日新火災)が続いた。
決勝は、5秒597でロシアのドミトリー・チモフェーエフが制した。2位のバッサ・マエム(フランス)は5秒810。
日本人女子の最高順位は、8秒904の野中生萌(XFLAG)。34位には9秒919で野口啓代(TEAM au)、48位には中村真緒(青山学院大学)が10秒962で続いた。
優勝は、ポーランドのアレクサンドラ・ルジンスカ。7秒313のタイムで、インドネシアのエリーズ・スーザンティ・ラハユ(7秒607)との決勝戦を制した。
翌5月4日は、男女ボルダリングの予選が行われる。