現地時間6月14日(日本時間15日)、スケートボードの国際大会で、東京五輪代表争いに影響する『デュー・ツアー2019』の3日目がアメリカ・カリフォルニア州ロングビーチで行われた。パーク準々決勝に出場した平野歩夢は24位で敗退となった。
スノーボードとスケートボードの“二刀流”で冬夏五輪出場を目指す平野歩夢の前に大きな壁が立ちふさがった。
平野は予選を11位で通過したものの、準々決勝からは予選免除の世界選手権ランカーが加わり、競技レベルが上昇。さらに平野自身、3本の試技すべてでミスし、42.70で、30人中24位の結果となった。
日本選手権を制して初の国際大会に挑んだ平野だったが、さらなる経験と手持ちトリックの難易度を上げていかざるを得ないようだ。今大会後は、五輪ランキングポイント付与大会となる7月の国際オープン(中国)、9月の世界選手権(ブラジル)に臨む予定だ。
同準々決勝では、笹岡建介が9位で同15日の準決勝進出を決めた。
女子のストリート準決勝では、世界選手権覇者の西村碧莉(あおり)が17.93で5位、12歳の織田夢海は17.61の6位につけ、16日の決勝に進出した。
前日の準々決勝で2位だった西矢椛(もみじ)はカットラインの8位以内に入れず、13位で敗退。藤沢虹々可(ななか)は11位、伊佐風椰(かや)は17位、中山楓奈(ふうな)18位で同じく決勝に進めなかった。