【スキージャンプ】WC第9戦ガルミッシュ・パルテンキルヒェン大会・予選|スキージャンプ週間第2戦、小林陵侑ら日本勢は7選手全員が本戦へ!

1 執筆者 鈴木花
3位で予選突破した小林陵侑(写真はオーベルストドルフ大会)

12月31日、スキージャンプ伝統の「スキージャンプ週間」第2戦がガルミッシュ・パルテンキルヒェン(HS142メートル)で開幕した。ワールドカップ個人第9戦を兼ねた今大会の初日、予選が行われた。連覇が期待される小林陵侑(土屋ホーム)は、138メートルを飛び、3位で予選突破した。後続の日本人選手6人も予選を突破し、日本勢の7選手全員が、翌日の本戦に出場する。

現在「スキージャンプ週間」で5連勝中、今季のワールドカップで3勝を挙げている小林陵侑は、138メートルを飛び、140.9ポイントで3位。6位には、今季ワールドカップ1勝を挙げている佐藤幸椰(雪印メグミルク)が入った。7位には、伊東大貴(雪印メグミルク)が続き、上位に顔を出した。

24位には小林潤志郎(雪印メグミルク)、27位に佐藤慧一(雪印メグミルク)が続く。31位に中村直幹(東海大学)、竹内択(北野建設)も43位に入り、翌日1月1日の本戦出場を果たした。

1位は、ドイツのカール・ガイガー。139メートルを飛び、142.7ポイントを獲得した。2位には、140メートルを飛んだオーストリアのフィリップ・アッシェンヴァルトが、僅差の142.6ポイントで続く。翌日の本戦では、小林陵侑が「スキージャンプ週間」史上初の6連勝を達成するか、注目を集めている。

【スキージャンプ週間とは?】:「スキージャンプ週間」は、ドイツ、オーストリアのジャンプ台で年末年始に行われる伝統の4連戦。ドイツ南部のオーベルストドルフから始まり、ガルミッシュ・パルテンキルヒェン(12月31日-1月1日)を経て、オーストリアのインスブルック(1月3日、4日)、ビショフスホーフェン(1月5日、6日)の4戦を戦う。FIS(国際スキー連盟)のワールドカップも兼ねており、今季は、同大会連覇および日本人ワールドカップ最多勝利記録更新の可能性がかかる小林陵侑に、国際的な注目が集まっている。

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