明治安田生命J1リーグ第12節が8月22日と23日に8試合が開催された。ここまで無敗で首位の川崎フロンターレは名古屋グランパスに敗れ、今季初黒星。鹿島アントラーズの元日本代表DF内田篤人は、ガンバ大阪との現役ラストマッチに臨んだ。ここではJ1第12節の結果を振り返る。
ここまで11戦無敗、10連勝中の川崎Fは23日、豊田スタジアムで名古屋と対戦。名古屋は44分、FW金崎夢生のヘディングシュートで先制する。リーグ最多得点34を誇る川崎Fだが、リーグ最少失点8の名古屋の前に無得点。試合は1-0で、3位の名古屋に軍配が上がった。川崎Fの連勝は止まったが、2位・セレッソ大阪との勝点差は7、名古屋とは8差となっている。
鹿島DF内田は20日、鹿島との契約を31日で終了し、現役を引退すると発表。23日にホーム・県立カシマサッカースタジアムで行われるG大阪戦が、ラストマッチとなった。ベンチスタートとなった内田は、16分から途中出場。0-1で迎えた後半アディショナルタイム、鹿島は内田のクロスを起点に、最後はDF犬飼智也が頭で合わせて同点とする。試合は1-1で終了。鹿島は試合後、内田の引退セレモニーを行った。
内田へはブンデスリーガ日本語版や、ドイツで長く所属したFCシャルケ04などからもメッセージが送られている。
そのほかの試合は以下の通り。サガン鳥栖と北海道コンサドーレ札幌の試合は、鳥栖の選手・スタッフに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)陽性者が出た影響から開催中止(延期)となっている。
■明治安田生命J1リーグ第12節結果
8月22日(土)
- 清水 2-3 横浜FC
8月23日(日)
- 名古屋 1-0 川崎F
- 鹿島 1-1 G大阪
- 浦和 1-2 神戸
- FC東京 3-0 湘南
- 横浜FM 3-1 広島
- C大阪 2-1 仙台
- 大分 0-0 柏
- 鳥栖【中止】札幌