日本プロサッカーリーグ・Jリーグのサガン鳥栖は8月22日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により入院していた選手およびスタッフ10名全員が退院したと発表。今後も活動自粛の上、Jリーグ、佐賀県、保健所、厚生労働省クラスター対策班の指導の下、チーム活動を再開する。
鳥栖は11日、金明輝監督が新型コロナウイルスの陽性反応が出たと発表。11日に選手・スタッフ89名を対象にPCR検査を行った結果、トップチームスタッフ3名、トップチーム選手6名の陽性反応が確認された。これを受け、12日に開催を予定していた2020JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節・サンフレッチェ広島を中止。13日には、明治安田生命J1リーグ第10節・ガンバ大阪戦、第11節・ベガルタ仙台戦、第12節・北海道コンサドーレ札幌戦の開催延期を発表。そして21日には、第13節・湘南ベルマーレ戦の開催延期が発表された。
なお鳥栖は17日に、選手、チームスタッフ、クラブ職員、クラブ関係者、選手・スタッフの同居家族を対象にJリーグの臨時PCR検査を行い、123名全員の陰性を確認。19日には、金監督の退院を発表している。