日本女子サッカー・なでしこリーグ1部のINAC神戸レオネッサは8月16日、スカイ・ブルーFC(アメリカ合衆国・NWSL)MF川澄奈穂美が期限付き移籍で加入すると発表した。川澄のI神戸復帰は、2016年以来4年ぶり。川澄はI神戸公式サイトなどを通じ、コメントを発表している。
みなさん、こんにちは!川澄奈穂美です。このたび、Sky Blue FCからINAC神戸レオネッサへ期限付き移籍することになりました。この困難な情勢の中、受け入れてくれたINACにとても感謝しています。今年いっぱいの契約ですが、タイトル奪取に向けてチームのために全力でプレーします。まだまだ“今まで通り”とはいきませんが、スタジアムやリモートでファン・サポーターのみなさんと繋がり、共に戦っていきたいと思っていますので、熱いご声援よろしくお願いします!
川澄は1985年9月23日生まれ、神奈川県出身の34歳。2008年に日本体育大学からI神戸へ加入し、なでしこリーグ優勝3回(2011年、2012年、2013年)、皇后杯優勝6回(2010~2013年、2015~2016年)、なでしこリーグカップ優勝(2013年)などに貢献。個人としても、なでしこリーグ最優秀選手賞2回(2011年、2013年)、なでしこリーグ1部得点王(2011年)、なでしこリーグベストイレブン4回(2010~2013年)などのタイトルを獲得している。
また、なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)としても国際Aマッチ90試合に出場して20得点を記録。FIFA女子ワールドカップ2011ドイツ優勝のほか、2012年ロンドン五輪銀メダル、FIFA女子W杯2015カナダ準優勝などを経験している。