【サッカー】東京五輪日本代表MF三笘薫が川崎Fからイングランド1部・ブライトンへ完全移籍…今季はベルギー1部へレンタル

「これからサッカー選手としてもっともっと成長していきたい」

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
三笘薫
(Getty Images)

Tokyo 2020(東京五輪)サッカー男子日本代表のMF三笘薫が、J1リーグ・川崎フロンターレからイングランド1部プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに完全移籍することが決定。8月10日、両クラブが発表している。ブライトンは同時に、三笘が今季レンタル移籍でロイヤル・ユニオン・サンジロワーズに所属することも発表した。

川崎Fの下部組織出身の三笘は筑波大学を経て、2020年からトップチームに在籍(2017年、2018年、2019年 川崎フロンターレ JFA・Jリーグ特別指定選手)。J1リーグでは今季8得点をマークするなど、通算50試合出場21得点を記録している。全公式戦では通算62試合出場28得点。また東京五輪日本代表メンバーに選出され、大会では3試合に出場し1得点だった。

三笘は川崎Fの公式ホームページを通じ、以下のコメントを発表している。

このたびブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに完全移籍することになりました。僕はU-10からフロンターレアカデミーで育ちました。フロンターレはサッカーだけではなく人として成長させてくれたクラブであり、さまざまな思いがありますが、プロサッカー選手として常に向上心とチャレンジの想いを持っているために今回の決断となりました。
大学を経由してプロの世界に入ることができましたが、僕のサッカーに関するほとんどがフロンターレで学んだことです。このクラブには感謝の思いしかありません。アカデミー時代、先輩たちの背中をずっと追いかけていました。Jリーグで活躍するだけでなく、海外のクラブで活躍する方たちもいます。僕も先輩たちに続いて世界の舞台で結果を出すことが、川崎フロンターレというクラブを世界に知ってもらえる、そしてクラブの発展につながると思います。またアカデミーの代表としてそういう姿を見せることが、アカデミーの後輩たちやこれからフロンターレに入りたいと思っている子どもたちに希望を与えられると思っています。
プロになって等々力でプレーして、スタジアムの熱気を肌で感じてすごく高ぶるものがありました。これがプロの世界なんだと実感した記憶があります。トップチームでの約1年半。コロナ禍の影響で、子どものころから見てきた満員の等々力の中で、サポーターの皆さんの大きな声援の中で一緒にプレーすることはできませんでしたが、皆さんにはいつも温かい雰囲気と大きな拍手で後押ししてもらいました。ありがとうございました。
チームメイト、スタッフ、そしてたくさんのサポーターの皆さん、たくさんの方々に支えられてここまで来ることができました。フロンターレで学んだことを生かし、これからサッカー選手としてもっともっと成長していきたいと思います。
最後に。去年僕の応援歌を作っていただいたのですが、その歌をスタジアムで聞けなかったのが心残りではあります。いつかまた等々力に帰ってきたときに、その応援歌を聞けたら嬉しいです。今まで応援ありがとうございました
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