【サッカー】東京五輪で4位の男子日本代表選手がSNSで大会を回顧…久保建英「この悔しさに負けない喜びを今後の代表で」

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
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(2021 Getty Images)

8月8日に閉幕したTokyo 2020(東京五輪)。サッカー男子日本代表は3戦全勝で1次ラウンド(グループステージ)を突破したが、準決勝でスペイン、3位決定戦でメキシコに敗れ、惜しくもメダルに届かず4位で大会を終えた。代表選手たちは大会を振り返り、それぞれのSNSに投稿している。

MF久保建英は全6試合に先発出場し3得点と、攻撃の中心としてチームを牽引。メキシコとの3位決定戦で敗れた直後は、悔しさからピッチ上で涙を流した。久保は「最後は望んだ形ではなかったけれど、すごく貴重な体験をさせて貰った」と大会を振り返った上で、東京五輪での経験を糧に今後の飛躍を誓った。

この悔しさはこの先何があっても忘れる事はないですが、個人としてもチームとしてももっともっと成長する事で、それに負けないくらいの喜びを今後の代表活動の中で作っていきたいと思います。

MF遠藤航はオーバーエイジ(OA)として今大会に出場し、チームの中心として全6試合で先発。決勝トーナメント進出に大きく貢献したものの、3位決定戦ではメキシコの先制ゴールとなるPKを献上した。遠藤は同試合ついて触れ、「最後の試合は今振り返ってもみんなに申し訳ない気持ちでいっぱい。あそこでやられちゃいけなかった」と責任を負った。一方で大会を通じて精神面で刺激を受けたと語り、今後もさらなる成長を目指す。

もっとチームを勝たせられる選手になりたい、まだまだ成長したいと思えた大会でした!これからも一歩一歩、歩みを止めずに頑張ります!

遠藤とともにOAとしてチームに合流し、キャプテンを務めチームを支えたDF吉田麻也。自身3度目、OAとしては2度目のオリンピック出場となった東京大会は、ロンドン大会と同じくメダルまであと一歩の4位に終わった。「チームメイトの泣いている姿を見ると胸が引き裂かれるように苦しい」と悔しさをあらわにしたが、「それでも乗り越えていかなければいけない」と前を向く。

GK谷晃生は全6試合にフル出場。特に準々決勝のニュージーランド戦では120分間無失点に抑えると、PK戦で2本阻止(1本セーブ、1本枠外)する活躍を見せ、チームの準決勝進出に大きく貢献した。代表チームやサポーター、関係者へ感謝を綴り、次の目標に向かって努力したいとした。

この悔しさを大きな成長に、喜びに変えれるように、また目標に向かって日々頑張っていきたいと思います。そして素晴らしいチームでサッカーできたことを誇りに思います。

他にもFW堂安律、DF板倉滉らが東京五輪についてSNSに投稿している。

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