4日、日本サッカー協会(JFA)は4日、トランスコスモススタジアム長崎で28日に行われるキリンチャレンジカップ2019、U-22ジャマイカ戦に挑むU-22日本代表メンバーを発表した。
来夏の東京オリンピックでは現在のU-22世代が主軸を務めることになるが、年齢制限に左右されないオーバーエイジ(OA)枠として、年齢制限のない選手も3人まで招集可能となる。森保一監督は代表発表の会見で、オーバーエイジ枠について以下のように言及している。
「選手たちには、オーバーエイジも含めて競争だということを伝えています。オーバーエイジを使う使わないのところで言うと、オリンピック世代の選手たちが力をつけて、オーバーエイジの実力や経験はいらないという判断した場合には、オリンピックエイジで出場するということも選択肢として考えています」
「6月のコパ・アメリカでは、経験の浅い選手たちと日本代表常連の選手とミックスして大会に参加したが、いわゆるオーバーエイジといわれる選手の存在は大きかった。経験のある選手たちの存在というものも確認しました。今後のオーバーエイジの招集についてはできれば毎回の活動でしていきたいが、それはレギュレーション上できません。できるタイミングがあれば考えたいです」
現在エールディヴィジのフィテッセでプレーする元日本代表MF本田圭佑は、東京五輪への出場が目標と公言している。その話題について記者から問われると森保監督は「本田について、プレーのコメントは控えたいが、出場している試合はすべてチェックしています。東京五輪を目指してプレーしている選手であれば、すべての選手が選考の対象」と述べ、本田圭佑がオーバーエイジ選考の一人であることを明かしている。