2018年のロシア・ワールドカップではフランスを優勝に導き、今や世界最高峰のアタッカーとも称されるキリアン・ムバッペが、東京オリンピック出場が悲願であると公言した。
ムバッペはパリで自身の財団を設立し、そのイベントにて自身の見解を示した。その言葉をスペインメディア『MARCA』が伝えている。
「子供の頃から(ジネディーヌ)ジダンに憧れていて、その後はクリスティアーノ(ロナウド)が好きだったね。実際に対戦することもできて、本当に嬉しかった。彼は憧れだったからね」
2020年の目標については「パリ・サンジェルマンでチャンピオンズリーグ(CL)を制したいね。そしてフランス代表としてはEURO2020を制覇すること。その後に控えている東京オリンピックでもタイトルを獲得したいんだ」と語っている。
「僕はトレブル(3冠)を達成したいんだ。素晴らしい目標だろう?。クラブと代表、そして五輪とすべてのコンペティションで完璧な成績を収めたいね」
フランスはUEFA U-21選手権でベスト4進出を果たしたことで、U-23フランス代表は五輪行きの切符を手にしている。
1998年生まれ、現在21歳のムバッペはU-23フランス代表としてもプレー可能。だがフル代表でもすでに不動のエースとなっており、6月12~7月12日開催予定のEURO2020に参戦した後、7月22日よりスタートするオリンピックのサッカー競技でもメンバー入りできるかどうかは不透明な状況。果たしてフランス稀代のアタッカーは日本にやってくるのか、引き続きその動向が注目される。