【サッカー】ドイツ・ブンデスリーガ、再開は5月8日か…バイエルン州首相らが発言

1 執筆者 鈴木花
バイエルンやドルトムントが本拠地を置く2州の首相が、それぞれ5月8日の再開に前向きなコメントを寄せた(写真は2019年11月のバイエルン対ドルトムント)

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で、休止中のサッカー・ドイツ1部のブンデスリーガ。5月8日に再開する可能性が出てきたようだ。4月20日、ドイツ国営放送の『ARD』および『ZDF』がまとめている。ドイツ大衆紙『ビルト』が運営するライブストリーミング番組内で、マルクス・ゼーダーバイエルン州首相らの言及をうけて、ドイツ国内各メディアが報じた。

香川真司が所属したボルシア・ドルトムントや内田篤人がプレーしたシャルケ04などの拠点であるノールトラインヴェストファーレン州のアルミン・ラシェット州首相は、「ドイツサッカーリーグ機構が提出したコンセプト内には、(ウイルスに対する)防護対策が講じられていた。無観客試合が行える状態にすることも、考えられる」と再開に前向きな意見を述べた。

ゼーダーバイエルン州首相も、「観客がいる中での試合は全く考えられないが、無観客試合でも大きな変化だ。おそらく、最速で5月9日に無観客試合を行うことは考えられる」と発言した。今週の木曜日に、ドイツサッカーリーグ機構(DFL)は、今後のリーグ運営について話し合う予定だ。

同機構のクリスティアン・ザイフェルトCEOは、これらの発言を受けて「ポジティブなシグナルが送られている。行政が我々を信頼している。私たち、何よりも選手たちは、お手本とならなければならない」とコメントを寄せた。

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