【サッカー】エジプトがU-23アフリカ王者に輝く…コートジボワール、南アの五輪出場も確定

1 執筆者 千葉正樹
大会MVPのエジプト代表FWラマダン・ソブヒ

U-23アフリカネイションズカップ2019の3位決定戦と決勝が現地時間22日に行われた。

3位決定戦のカードは南アフリカvsガーナとなり、この試合は延長120分の激闘の末、2-2のドロー決着となった。勝敗を決するPK戦では8人目までもつれたが、南アフリカがPK戦を6-5で制し、大会3位に輝いている。この結果、南アフリカは来年の東京五輪出場を確定させた。

この直後に行われた決勝のエジプトvsコートジボワールは、両チームすでに五輪出場を確定している状況ながら、U-23アフリカ王者の座を懸けた激戦となった。

試合はエジプトが先制するも、試合終了間際の89分にコートジボワールのアブバカル・ドゥンビアが同点弾を叩き込み、土壇場でスコアが1-1となる。

延長に突入し114分、エジプトはすでにA代表にも定着しているエース、ラマダン・ソブヒが決勝点をマーク。延長戦の末にエジプトが2-1で決勝戦を制している。

大会MVPは決勝戦で勝ち越しゴールを決めたエジプトの10番ラマダン。大会得点王のタイトルは4ゴールをマークした、エジプトのムスタファ・モハメドが獲得している。

エジプトはこれで12度目の五輪出場が確定。2位コートジボワールは2008年大会に続く2度目、南アフリカは2000年、2016年大会に続き3度目の五輪となった。

これで東京五輪男子サッカー競技において、出場16チーム中、9チームが確定。その陣容は日本、フランス、ドイツ、ルーマニア、スペイン、ニュージーランド、エジプト、コートジボワール、南アフリカとなっている。

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