日本女子サッカーリーグ・プレナスなでしこリーグ1部第15節の4試合が10月18日に行われた。ホームのINAC神戸レオネッサは日テレ・東京ヴェルディベレーザに4-1で勝利を収め、2位に浮上。首位の浦和レッドダイヤモンズレディースとの勝点差は、残り4試合で「8」となっている。
4位のセレッソ大阪堺レディースは、ホームでノジマステラ神奈川相模原に3-1で勝利。勝点25で3位の日テレと並んだ。C大阪堺は次節、I神戸と対戦する。
I神戸は7分、なでしこジャパンFW岩渕真奈の得点で先制。これで勢いに乗ると、チームは得点を重ね(31分、33分、42分)、前半だけで4点のリードを奪う。日テレは76分、得点ランク2位の日本代表FW小林里歌子が今季13点目を決めるが、反撃もそこまで。I神戸がホームのノエビアスタジアム神戸で4-1の快勝を収めた。首位の浦和は17日の試合で、マイナビベガルタ仙台レディースに2-1で白星を挙げている。
4位のC大阪堺は、日本代表MF林穂之香が2得点(38分、39分)。両チームとも後半に1点ずつを加えて試合は3-1、C大阪堺に軍配が上がった。敗れたノジマは、勝点14で8位と変わらず。
6位のジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、ホームで伊賀FCくノ一三重に2-1と対戦した。伊賀FCは12分に先制したものの、36分と79分に得点を重ねたジェフLが逆転勝利。5位のアルビレックス新潟レディースをホームの愛媛県総合運動公園球技場に迎えた最下位の愛媛FCレディースは、83分に山口千尋のゴールで先制、これが決勝点となった。勝点3を加えた愛媛Lは最下位脱出とならなかったものの、勝点で9位の伊賀FCに並んだ。
なでしこリーグ1部の次戦は10月31日、11月1日、延期されていた第9節が行われる。浦和は次節に勝利を収めた場合、2位以下のチームの試合結果次第で、優勝を決める可能性がある。