10月26日、日本初開催となる米PGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の第3日目を迎え、豪雨に見舞われた千葉県習志野市のアコーディアゴルフ習志野カントリークラブ(7041ヤード/パー70)のコース状態が完全に回復せず、順延していた第2ラウンドのみが行われた。タイガー・ウッズが単独首位、松山英樹は3位タイで終えた。
前日の25日、千葉県内でも台風並みの被害状況を生んだ記録的豪雨の影響により、第2ラウンド開始前に順延が決定。当初は3日目の26日に無観客試合で第2ラウンドを開始、終了後そのまま第3ラウンドを続ける予定だったが、26日9時半の発表で第2ラウンドのみの消化に変更された。10番ホールは水没箇所が甚大であることからパー4のままスタート地点を繰り上げ(376ヤードから140ヤード)実施した。
初日首位タイだったタイガー・ウッズ(米国)は、7バーディ、1ボギーの「64」、通算12アンダーで単独首位に。ウッズを並んでいたゲーリー・ウッドランド(米国)は2打差で追う形になった。
単独3位発進の松山英樹は1イーグル、2バーディ、1ボギーの「67」で通算8アンダーとなり、キーガン・ブラッドリー(米国)と同じく3位タイをキープした。ウッズと同組の小平智は9位(通算5アンダー)、石川遼は17位(通算4アンダー)。
大会側は、27日(日)午前6時半から第3ラウンドを開始すると発表しているが、第4ラウンドについては、予備日の28日(月)を使うかどうかなど現時点で不明となっている。