Hideki MATSUYAMA
日本 JPN
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出場1
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初出場東京2020
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生年1992年
経歴
Hideki MATSUYAMA
日本人として初めて、マスターズ・トーナメントを制した松山英樹。Tokyo2020では4位タイと惜しくもメダル獲得を逃したが、彼が築き上げてきたキャリアが偉大なものであることに変わりはない。ここでは松山の身長や獲得賞金などのプロフィール、これまでの成績などを紹介していく。
■松山英樹の身長、家族、獲得賞金
松山は1992年2月25日生まれで、愛媛県出身。PGAツアーの公式プロフィールでは身長180.3センチメートル、体重89.8キログラムとなっている。2014年からLEXUS所属として活動しており、PGAツアーでの生涯獲得賞金は39,330,117ドル(2022年6月14時点)。
プライベートについて多く語るタイプではないが、2017年に結婚していること、娘がいることを明かした。
父・幹男さんの影響を受け、4歳でゴルフを始めた。明徳義塾高校、東北福祉大学と進み、大学生だった2013年にプロ転向。2014年からは本格的にPGAツアーに参戦し、2021年には日本人初のマスターズ優勝を成し遂げた。
■松山英樹、アマチュア時代の経歴
アマチュアから、松山はそのポテンシャルの高さを示していた。明徳義塾高校時代の2007年に全国高等学校ゴルフ選手権で4位に入ると、翌2008年には優勝。ナショナルチームとして国際舞台も経験しつつ、最終学年となった2009年に日本ジュニアゴルフ選手権競技 男子15歳~17歳の部で優勝を飾った。同年には三菱ダイヤモンドカップゴルフに出場し、ジャパンゴルフツアーで初となる決勝ラウンド進出を果たしている(結果は30位タイ)。
東北福祉大学での4年間は、アマチュアとして、さらにプロとして自身の名を世界中に轟かせた期間だった。2010年はアジアアマチュア選手権で優勝したほか、国内メジャーの一つ、日本オープンゴルフ選手権競技で3位タイに入る大健闘。もちろん、ローアマチュアの成績だった。
翌年は三井住友VISA太平洋マスターズで国内ツアー初タイトルをゲット。これは史上3人目となる、アマチュアでの優勝だった。さらにはアジアアマチュア選手権優勝者として、マスターズに初出場。通算1アンダーで27位タイ、ローアマチュアの快挙を成し遂げた。同年には第26回 ユニバーシアード競技大会を制したほか、アジアアマチュア選手権の連覇、日本学生ゴルフ選手権競技の初優勝を果たしている。
2012年は6つの国内ツアーに出場し、そのすべてで予選ラウンドを通過。うち4つはトップ10フィニッシュ、2つは2位と、継続して高いパフォーマンスを見せた。さらに日本学生ゴルフ選手権競技で2連覇を達成した松山は、翌年からプロに転向することを決意する。
主な獲得タイトル
- 全国高等学校ゴルフ選手権(2008)
- 日本ジュニアゴルフ選手権競技 男子15歳~17歳の部(2009)
- アジアアマチュア選手権(2010、2011)
- 日本オープンゴルフ選手権競技(2010:3位T・ローアマチュア、2012:7位T・ローアマチュア)
- マスターズ・トーナメント(2011、27位T・ローアマチュア)
- 三井住友VISA太平洋マスターズ(2011)
- 第26回 ユニバーシアード競技大会(2011)
- 日本学生ゴルフ選手権競技(2011、2012)
■松山英樹、プロ転向後の経歴
プロ1年目の2013年から、松山は規格外の才能を見せていく。この年はフジサンケイクラシック、カシオワールドオープンゴルフトーナメントなど国内ツアーで4勝をマーク。史上初めて、ルーキーイヤーで賞金王に輝くという大記録を打ち立てた。さらには海外メジャーの全米オープンで10位タイ、全英オープンで6位タイ、全米プロゴルフ選手権で19位タイ。出場したすべてで好成績を収めた。
国内ツアーでの"ルーキー賞金王"を置き土産に、2013-2014シーズンから本格的にPGAツアーに参戦。14年6月のメモリアル・トーナメントで初優勝を飾った。このシーズンは24の大会に出場し、トップ10フィニッシュは4度。フェデックスカップポイントは475、28位でシーズンを終えた。
PGAツアー2勝目は2015-2016シーズン、ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン。国内ツアーでは日本オープンゴルフ選手権を含め2大会に出場してどちらも優勝し、「日本では敵なし」ともいうべきパフォーマンスを見せた。2015-2016シーズンにはフェニックス・オープンで連覇を達成したほか、WGC HSBCチャンピオンシップとWGC ブリヂストン招待でも優勝。自身初となる、シーズン3勝という好成績を残した。惜しくも優勝には届かなかったが、全米オープンで2位タイと、メジャータイトルまであと一歩に迫ったシーズンでもあった。
世界トップクラスのゴルファーの一人として、たしかな地位を築いた松山。そのステータスをさらに高みへ押し上げたのが、「マスターズ」のタイトルだった。2020-2021シーズン、伝統あるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(パー72)での一戦に出場した松山は、初日で2位タイと好発進。3日目には「65」をマークして王手をかけると、最終日にリードを守り抜き、メジャー初優勝を果たした。日本人として初となるマスターズ制覇に日本も沸き、その栄誉を称えられて内閣総理大臣顕彰を受賞している。
マスターズから約4カ月後にはTokyo2020でオリンピック初出場。「マスターズチャンピオン」として、母国開催の優勝候補として大きな注目を集めた。最後まで優勝争いに加わったものの、最後は3位で7人が並び銅メダルプレーオフに突入。1ホール目で脱落となり、惜しくもメダル獲得を逃した(最終結果は4位タイ)。
すでに日本人として歴史に残る成績を残しているが、今後、松山がさらなる大記録を打ち立てるであろうことは想像に難くない。パリ2024も含め、これからの活躍に期待大だ。
主な獲得タイトル
- メモリアル・トーナメント(2013-2014)
- ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープン(2015-2016、2016-2017)
- 日本オープンゴルフ選手権(2016)
- WGC HSBCチャンピオンシップ(2016-2017)
- WGC ブリヂストン招待(2016-2017)
- マスターズ・トーナメント(2020-2021)
- ZOZOチャンピオンシップ(2020-2021)
- ソニーオープン・イン・ハワイ(2020-2021)
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東京2020 |
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