大会主催者のセガサミーグループと日本ゴルフツアー機構(JGTO)は6月30日、8月20日から23日にかけてザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道千歳市)で開催を予定していた、「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」を中止すると発表した。
中止の決定については、「本年度の大会開催に向けて、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から慎重に検討を重ねてまいりましたが、ギャラリー・選手・ボランティア・大会関係者の皆様の安全確保を最優先に考え、開催中止の判断に至りました」と説明している。この結果、国内男子ゴルフツアーの再開は、9月3日開幕予定のフジサンケイクラシック(富士桜カントリー倶楽部/山梨県南都留郡)以降となる。
■エキシビショントーナメント出場選手決定
JGTOは30日、「JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメント」(取手国際ゴルフクラブ/茨城県つくばみらい市)の出場選手を発表した。7月8日から取手国際ゴルフクラブで開催を予定していた「ゴルフパートナー PRO-AM トーナメント」は中止となったが、「試合の中止が続く男子ゴルフの窮状を憂慮した主催のゴルフパートナー社のご厚意」により、賞金ランキングに加算されない2日間競技のエキシビショントーナメントが行われる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による渡航・入国制限の影響により、外国籍選手のエントリーはないもの、石川遼や今平周吾ら94選手(全96選手予定)の出場が決定している。
■松山英樹、ロケット・モーゲージ・クラシックに参戦
北米男子ゴルフ・PGAツアー「ロケット・モーゲージ・クラシック」(デトロイトゴルフクラブ/アメリカ合衆国ミシガン州)が、現地時間7月2日に開幕。同ツアーに松山英樹がエントリーしている。松山は2週間前の「RBCヘリテージ」(ハーバータウンゴルフリンクス/米国サウスカロライナ州)で予選落ちを喫したものの、PGAツアー公式サイトの識者コラムでは、優勝予想で7位と評価。なお、同コラムの優勝予想1位はティレル・ハットン(イギリス)、2位はウェブ・シンプソン(米国)となっている。