9月13日、兵庫県のチェリーヒルズゴルフクラブ(6425ヤード、パー72)で、LPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアー第28戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が2日目を迎え、全英女王の渋野日向子は42位タイでギリギリ予選を突破。畑岡奈紗は単独1位でホールアウトした。
29ラウンド連続オーバーパーなしの新記録達成から翌日、渋野の調子が崩れた。11位発進の渋野は、前半17番で池ポチャのダブルボギーを叩き、いきなり失速。これまで崩れながらも後半に強さを見せてリカバリーしてきたが、終わってみれば5バーディー、6ボギー、1ダブルボギーという出入りの激しいスコアとなり、通算1オーバー。連続オーバーパーなし記録も途絶えた。
順位決定を待って42位タイとなったが、カットラインは60位タイと、危ういところだった。渋野は試合後、大会公式サイトのインターネットライブに出演し、「久しぶりにしんどかった」と口にした。
一方、3位タイ発進だった畑岡奈紗は、7バーディ、1ダブルボギーの「67」で回り、通算8アンダーの単独首位へ。海外ツアーで戦う経験値の高さを見せつけた。
2位は首位と1打差の三ヶ島かな、3位は通算6アンダーの吉本ひかる。さらに通算5アンダーの穴井詩、初日首位の高橋彩華、田中瑞季、金澤志奈ら4位タイグループが追う格好となった。