日本自転車競技連盟(JCF)は9月12日、Tokyo 2020(東京五輪)で採用されている種目の1つ、BMXレーシング・レースの大会、2019年UCI(国際自転車競技連合)BMXスーパークロス・ワールドカップ第7~10戦の派遣選手団を発表。メンバーには、リオデジャネイロ五輪代表で、2018年の第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)で金メダルを獲得した長迫吉拓(世界ランク51位)や、20歳の畠山紗英(同24位)らが選ばれた。
<男子>
長迫吉拓(モトクロスインターナショナル)
中井飛馬(日本体育大学)
吉村 樹希敢(GanTrigger)
<女子>
畠山紗英(日本体育大学)
丹野夏波(早稲田大学)
早川優衣(興譲高校)
籔田寿衣(大阪偕星学園高校)
BMXスーパークロスW杯は、オリンピック参加資格ランキングにポイントが反映される大会の1つ。BMXレーシングの出場枠は個人にではなく、国・地域ごとに与えられる。日本は開催国枠を男女1つずつ確保しているものの、男子のオリンピック参加資格ランキングは20位、女子は同13位で、1枠以上を獲得できる11位以内には届いていない。
BMXスーパークロスW杯日程(現地時間)
9月13日 第7戦 アメリカ合衆国サウスカロライナ州ロックヒル
9月14日 第8戦 アメリカ合衆国サウスカロライナ州ロックヒル
9月28日 第9戦 アルゼンチン共和国サンチアゴ・デル・エステロ
9月29日 第10戦 アルゼンチン共和国サンチアゴ・デル・エステロ
2019年のBMXスーパークロスW杯は全10戦で、これまでイギリス、オランダ、フランスで2戦ずつ行われている。