ウィザーズ八村塁が最低5試合の欠場へ チームは延長戦制せず惜敗

1 執筆者 大石ななみ
ピストンズ戦で負傷し、5試合の欠場を余儀なくされた八村塁(写真はホーネッツ戦)

現地18日(日本時間19日)、NBAワシントン・ウィザーズはホームでシカゴ・ブルズと対戦し、延長戦の末109 – 110で敗れた。前戦で負傷した八村塁はこの試合を欠場。次戦からのアウェー4連戦も出場しない見込みだ。

開幕から25戦連続の先発出場を決めていた八村は、現地16日に行われたデトロイト・ピストンズ戦でチームメイトの足が直撃し、そけい部(足の付け根)を打撲。チームは17日、公式ツイッターで八村の欠場を発表し、チームが遠征から帰ってきたタイミングで再度検査をすると発表した。

なお、前戦で好調だったウィザーズは、この日も第1Q(クォーター)中盤からリード。第2Q残り4分58秒では同点に持ち込まれたが、デイビス・ベルターンスやブラッドリー・ビールらが得点源となり再び引き離した。

そして85 – 73とリードを維持したまま突入した第4Q終盤、ブルズが急激に追い上げる。ウィザーズのミスもあり残り5秒で96 – 96の同点に持ち込まれると、ラスト1秒でビールがジャンプシュートを決め、このまま逃げ切るかと思われた。しかし残り0.5秒でアイザック・ボンガがまさかのファウル。ブルズが2本のフリースローを決め切り、延長戦にもつれ込んだ。

続く延長戦も大接戦。互いに点を取り合うシーソーゲームを繰り広げたが、109 – 110で1点のビハインドを背負った残り4秒、ビールが2度のシュートに失敗、そのまま敗北した。

ウィザーズはこの試合で戦績を8勝18敗に。次戦は20日(日本時間21日)、トロント・ラプターズと対戦する。

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