現地14日(日本時間15日)、NBAは八村塁のワシントン・ウィザーズがメンフィス・グリズリーズと対戦し、111 – 128で敗れた。グリズリーズは、現在ツーウェイ契約でGリーグとNBAを行き来している渡邊雄太が所属するチーム。この日は渡邊も約7分出場し、NBA初となる日本人対決が実現した。
第1Q、ブラッドリー・ビール、イシュ・スミス、八村が得点源となったウィザーズは最大で7点リードしていたが、残り5分41秒でグリズリーズに逆転を許す。直後に八村のレイアップでスコアを戻し、両者譲らぬ点の取り合いを繰り広げたが、第2Q中盤からグリズリーズに主導権。今年のドラフト全体2位のジャ・モラントやブランドン・クラークらが着々とスコアを稼ぐ中、ウィザーズは思うように追い上げが及ばず、点差を縮められぬまま17点差で敗北した。
この日も先発した八村は、28分40秒の出場で10得点4リバウンドの成績。8戦連続での2ケタ得点となったが、勝利につなげることができなかった。
渡邊雄太は、グリズリーズが調子を上げた第2Q残り10分13秒から出場。3P(ポイント)シュート1本の試投と1リバウンドをマークした後、残り6分33秒でベンチに下がったが、第4Q残り3分27秒で再びコートに。約3分間のプレーで2リバウンドを記録した。合計出場時間は7分7秒で、無得点3リバウンドだった。
この試合で4連敗を喫したウィザーズは戦績を7勝17敗に、グリズリーズは9勝17敗とした。ウィザーズの次戦は16日(日本時間17日)のデトロイト・ピストンズ戦。今季6戦目にホームで勝利した相手と、今度は敵地で対戦する。