現地12月8日(日本時間9日)、NBAワシントン・ウィザーズは本拠地でロサンゼルス・クリッパーズと対戦した。昨季トロント・ラプターズを王者に導いたカワイ・レナードを大黒柱に持つクリッパーズには、今月1日にも敵地で大敗。ホームで戦う今戦は白星を挙げて雪辱を果たしたいところだったが、またしても敗北を喫することとなった。
試合は序盤からクリッパーズのペース。レナードやポール・ジョージが次々と得点し、ウィザーズは第1Q(クォーター)で最大14点のビハインドを背負う。八村は同Q中盤まで思うようにシュートが決まらなかったが、残り6分1秒でダンクを沈めると直後にフリースロー2本にも成功、4得点を挙げた。
続く第2Q、ウィザーズはこの日チーム最多の25得点をマークしたデイビス・ベルターンスを中心に追い上げる。八村もアシストで貢献し、残り7分2秒に逆転。その後は拮抗しながら64 – 65で前半を折り返した。
後半、クリッパーズが再びペースアップ。ウィザーズは第3Q序盤から一気に引き離され、残り6分20秒では16点もの点差が開くが、ベンチメンバーが着実に得点を重ねて4点差にまで詰め寄った。後半からは八村も加速。フリースロー3本を追加しながらレイアップ2本も決め、ここまでで11得点をマークした。
95 – 100でスタートした第4Q、八村はダンクを含む連続得点に成功。ウィザーズは八村、ブラッドリー・ビール、ベルターンスらが気を吐いたが、ペースを落とさぬクリッパーズに逃げ切られ、最終的に119 – 135で敗れた。
八村はこの日37分24秒出場し、17得点7リバウンド4アシスト。6戦連続の2桁得点と安定したリバウンドで、引き続き存在感をアピールした。
ウィザーズの戦績は7勝15敗に。次戦は10日(日本時間11日)、シャーロット・ホーネッツと対戦する。