日本代表MF三好康児が、新天地ロイヤル・アントワープで公式戦1試合2ゴールの活躍を見せた。
19-20シーズンのベルギーカップ、第6ラウンドが現地時間26日に行われ、アントワープはロケレンと対戦。この試合で三好康児は移籍後初スタメン。ロケレン所属の小池龍太が先発、天野純はベンチスタートとなった。
試合は開始早々にロケレンが先制したが、その直後に三好が起点となり、アントワープが1-1と追いつく流れに。
33分には三好がスルーパスに抜け出し、左足でネットを揺らして勝ち越しゴールを記録した。このまま2-1でアントワープが勝利かと思われた85分、途中出場となった天野のクロスからフラン・ナバーロが同点弾を叩き込み、試合は2-2で延長戦へと突入する。
延長に入り、攻勢をかけたアントワープは98分に決定機を迎える。味方のシュートが弾かれたものの、そのこぼれ球を左サイドで拾った三好が冷静に押し込んでこの試合2ゴール目を記録。
アントワープは114分にもダメ押しゴールを決め、120分の死闘の末に4-2で勝利を収めている。また、この試合は三好、小池、天野と3人の日本人選手が同時にピッチに立つこととなった。
この試合を制したアントワープは、12月3~5日に予定されている第7ラウンドへの進出が決定。伊東純也が所属するヘンクと戦うことになる。