第103回全国高等学校野球選手権大会は8月19日、2回戦2試合が行われ、降雨ノーゲームになった1回戦1試合と、2回戦1試合が翌日に雨天順延となった。また、2回戦の智辯和歌山対宮崎商の試合は、新型コロナウイルスの影響で宮崎商が出場辞退したため、智辯和歌山の不戦勝となった。(画像は時事)
第1試合の近江(滋賀)対日大東北(福島)の一戦は、近江が1点リードの5回に雨が強まり、中断を経て降雨ノーゲームに。第2試合の西日本短大付(福岡)対二松学舎大付(東東京)とともに20日に順延となった。
雨が止むのを待って行われた第3試合では、京都国際(京都)が前橋育英(群馬)との接戦を制した。4番の中川勇斗の本塁打で挙げた1点を、2年生エースの森下瑠大が9回4安打無失点・10奪三振の好投で守り切った。前橋育英の外丸東真も8回4安打1失点・7奪三振と好投したが、一発に泣いた。
高松商(香川)対作新学院(栃木)による第4試合は、打撃戦の末に高松商が3回戦進出を決めた。高松商は3回、5回、8回の集中打で計10得点。4番の藤井陸斗は2安打6打点の大暴れを見せた。高松商は松商学園(長野)に続いて、史上2校目の4元号勝利。
また、19日の雨天順延の影響で、決勝戦は29日に変更となった。
8月19日の試合結果
智辯和歌山 不戦勝 宮崎商
近江 降雨ノーゲーム 日大東北
西日本短大付 中止 二松学舎大付
京都国際1-0前橋育英
高松商10-7作新学院