第103回全国高等学校野球選手権大会は8月16日、1回戦4試合が行われた。長崎商が熊本工に勝利し、69年ぶりの甲子園勝利。専大松戸、沖縄尚学、盛岡大付はそれぞれ完封勝利で2回戦に進出した。(画像は時事)
第1試合の長崎商(長崎)対熊本工(熊本)の試合は、両軍合わせて26安打の打撃戦の末に長崎商が勝利。長崎商は3-3で迎えた3回裏、松井心助のタイムリーなどで勝ち越し、4回にも追加点を挙げた。このリードを城戸悠希、田村琉登の継投で守り抜き、69年ぶりの甲子園勝利を手にした。
専大松戸(千葉)対明豊(大分)の一戦は、専大松戸のエース・深沢鳳介が6安打・11奪三振で完封勝利をマーク。打っては1番の吉岡道泰のタイムリーなどで6点を挙げ、投打で選抜準優勝の明豊を圧倒した。
第3試合では、沖縄尚学(沖縄)が阿南光(徳島)に大勝を収めた。打っては知念大河の2本のタイムリーなどで13安打8得点。投げては當山渚が2安打・12奪三振で完封勝利を挙げた。
盛岡大付(岩手)対鹿島学園(茨城)の第4試合は、平内純兵の3ランなどで7得点を挙げた盛岡大付が快勝を収めた。投げては先発の渡辺翔真が5安打完封。春夏通じて初出場の鹿島学園は、甲子園初勝利はならなかった。
8月16日の試合結果
- 長崎商8-4熊本工
- 専大松戸6-0明豊
- 沖縄尚学8-0阿南光
- 盛岡大付7-0鹿島学園