【飛込】東京五輪内定の寺内健が新型コロナウイルス陽性判定、入院中

1 執筆者 渡辺文重
寺内健がPCR検査で陽性判定に

ミキハウス スポーツクラブは8月3日、飛込でTokyo 2020(東京五輪)出場が内定している寺内健に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性反応が出たと発表した。寺内は7月31日に行ったPCR検査で陽性が判明。日本水泳連盟(JASF)への報告も行われている。

■寺内健の経過、症状

  • 7月23日(木)オフ 終日自宅
  • 7月24日(金)プール練習 ※練習後、知人1名と接触
  • 7月25日(土)せきの症状があり、自宅待機
  • 7月26日(日)以降 自宅待機
  • 7月31日(金)PCR検査実施
  • 8月1日(土)夜 結果:陽性判定
  • 8月2日(日)入院

寺内は8月2日に発熱。倦怠感や味覚・嗅覚の異常もあるとのこと。7月25日の初期症状の発症から自宅で静養していたものの、保健所の指示により8月2日から入院し、体調回復に努めている。

ミキハウスによると、寺内は直近2週間の行動履歴を確認しても、練習以外は必要な買い物など、最低限の外出にとどめていたとのこと。しかし7月24日の練習後に接触した知人が、29日にPCR検査を受けて30日に陽性判定。この知人の濃厚接触者として寺内もPCR検査を受けた結果、陽性が判明したと説明する。

寺内の行動は全て保健所に報告。保健所の指導の下、濃厚接触者の特定をし、順次PCR検査を実施しているほか、保健所指定の濃厚接触者以外も、寺内と最終接触日から2週間経っていないミキハウス社員は、自宅での健康観察が指示されているとのこと。

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