現地時間11月7日、野球の国際大会「WBSCプレミア12」の1次リーグ最終戦が台湾・台中インターコンチネンタル野球場で行われ、野球日本代表“侍ジャパン”は、ホスト国の台湾(チャイニーズ・タイペイ)に8-1で快勝した。全勝による予選通過により、スーパーラウンドで1勝した状態で臨むことになった。
1次リーグ(オープニングラウンド)B組で初戦のベネズエラ戦、第2戦のプエルトリコ戦と2連勝を挙げ予選ラウンド最終戦・台湾戦を迎えた侍ジャパンは、アウェイのなか鈴木誠也(広島)のタイムリーを皮切りに初回から2点を奪った。その鈴木の「勝ちたいという気持ちで打った」という、4回の2ランホームランでさらに引き離した。
ホーム・台湾に対する地元ファンから大声援に臆することなく、6回にも丸佳浩(巨人)が今大会初安打となる適時二塁打で1点追加した侍ジャパンは、9回に3点をダメ押し。台湾は9回裏で1点返すもそこまでだった。
予選ラウンドを3戦全勝した侍ジャパンは、11日から日本で始まる予選上位6チームによる2次リーグ「スーパーラウンド(東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム)」で、1次リーグで同組のチームと対戦せず1勝したことになり、スーパーラウンドを有利に戦える。
決勝は、17日、スーパーラウンド上位2チームによって行われる。
また、本大会はTokyo2020(東京オリンピック)の予選大会を兼ねているが、日本は本大会の結果如何に関わらず、開催国枠で出場することになっている。
野球国際大会プレミア12の日程&放送予定、各国紹介|侍ジャパンは世界一になれるのか
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2019 WBSC Premier12