白血病で闘病中の競泳・池江璃花子が12月17日に自身のツイッターとインスタグラムを更新し、退院したことを報告した。池江は2月の白血病公表から約10か月間入院生活を送っていた。今回の退院に際しSNSに直筆のコメントを掲載。パリ五輪出場の目標を掲げ、競技復帰に意欲を見せている。
池江は10か月に及んだ入院生活について、「辛くて長い日々だったが、応援してくれるファンや関係者のおかげで早く戻りたいと強く思うことができた。感謝の気持ちでいっぱい」とつづった。
闘病生活については「抗がん剤治療で吐き気や倦怠感もあったが、自分を励まし続けた。病気になったからこそわかること、考えさせられること、学んだことが本当にたくさんあった。まずは自分の気持ちをしっかり持たないといけないんだと思い、治療に励んだ」としている。
今後も通院による治療を継続するため、競技活動は医師と相談しながら、水中トレーニングが可能になり次第開始するとコメント。それまでは当面は陸上トレーニングによる体力づくりを中心に行っていくという。
オリンピックについても、「2024年のパリ五輪出場とメダル獲得という目標で頑張っていきたい」としており、意欲を見せている。