日本陸連と卓球協会がナショナルトレーニングセンター利用再開のガイドラインを発表
日本陸上競技連盟(JAAF)日本卓球協会(JTTA)は5月27日、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)陸上トレーニング場の利用再開のガイドラインを発表した。ガイドラインでは、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大を防ぎ、同施設を安全に利用するための施策について言及されている。
JAAFによると陸上トレーニング場の利用再開は5月28日からとなる。また、JAAFが発表したガイドラインの第1段階では、利用対象者は強化競技者と強化対象競技者で、午前と午後3時間ずつそれぞれ最大20人までとなる。利用者は公共交通機関での移動が禁止され、他競技団体の利用は原則不可。第2段階では、利用対象者1人につきコーチまたはトレーナー1人の入場が可能となり、人数は最大40人まで拡大される。第3段階ではコーチ、トレーナーに加えて練習パートナーが3人まで参加可能となり、利用人数に制限はなくなる。また、利用時間も9時から17時に拡大される。段階については東京都ロードマップに応じて移行するとしており、5月26日の時点では、第1段階となる。
JTTAも27日にNTC利用ガイドラインを発表。JTTAが発表したガイドラインでは、「37.0度以上の発熱や、風邪等の症状がみられる方は NTCへの入館禁止」など、33項目が定められた。そのうち、選手に対しては27項目の遵守を求めた。主な項目は、「指示があるまではダブルス種目の練習は禁止」、「卓球場内で大きな声を出すことは控える」、「選手同士の握手は指示があるまで禁止」などがある。
JTTAは2~3週間にごとにガイドラインを見直すとしている。27日にJTTAより発表されたガイドラインは以下。